国際学会発表報告
更新日:2023年6月21日
大阪急性期・総合医療センターの岡原 聡先生が4月9日~11日に開催された『World Physiotherapy※ 2021オンライン学会 https://congress.physio/2021』にて以下の研究を発表されましたのでご報告させていただきます。
※世界理学療法連盟:WCPT(World Confederation for Physical Therapy)は、2020年6月末よりWorld Physiotherapyに名称変更しました。
≪演題名≫
ERGONOMIC STUDY OF WORKING ENVIRONMENT AND TOOLS FOR PEOPLE WITH CERVICAL SPINAL CORD INJURY IN A WELFARE TYPE PLANT FACTORY
(頸髄損傷者に向けた福祉型植物工場における仕事環境と道具の人間工学的研究)
内容は上記の演題名の通りで、重度障がい者の頸髄損傷者が室内で農作業をできるような環境と道具について人間工学的に解析した研究で、e-Posterで発表されました。目標は、重度障がい者の方々が能力を発揮して仕事を得られる(農業ができる)ことを目指しておられるとのことです。
(ちなみに、今回の国際学会は新型コロナウイルス感染症の影響がなければ、ドバイ:Dobaiで開催予定だったそうです。)
≪感想≫
初の国際学会に参加してきました。Web学会のため自宅から演題や講演を拝聴していましたが往復飛行機の移動もなく快適な参加が出来ました。一方で、海外に行けないことや新しい人との関わりが無いため寂しさもありました。新しいきっかけになる機会と思いますので、2023年の東京大会では、住吉区の皆様と参加できれば嬉しいです。
2023年の国際学会は東京での開催が決定しております。半田会長のメッセージもお聞きください。
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広報部では今回のように活躍されている会員さんを紹介していきたいと考えております。依頼がございましたら広報部までご連絡いただければと思います。今後とも宜しくお願い致します。
住吉区理学療法士会
広報部 林 信介
(医療法人きらら会)
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