2022年9月19日読了時間: 4分

区士会主催研修会終了のご報告「フレイルの予防と対策」

更新日：2023年2月24日

2022年9月18日（日）10:00～12:00

住吉区理学療法士会主催の研修会『フレイルの予防と対策～医療と地域からのアプローチ～』が無事終了いたしました。

今回の研修会は『地域の期待に応える療法士』を住吉区でサポート！！という謳い文句でスタートしましたが、蓋を開けたら、びっくりびっくり( ﾟДﾟ)オンライン研修会ということもあり全国からもたくさんのご参加をいただきました^^本当にありがとうございます。

スケジュール！！フライヤーは秋っぽくしてみました(*^^*)

初めに奥野友和 会長の挨拶です（大阪急性期・総合医療センター）。気合入ってます🔥参加された先生方へのお礼と今後の区士会活動への熱い想いを語っていただきました！

さぁ研修会のスタートです

第１部の司会は西正史 先生（学術局新人教育部部長/大阪急性期・総合医療センター）。いつも笑顔の素敵な西先生、今日の写真はやや硬め^^？

第１部講師は元石　光裕 先生。「フレイルの基礎と考え方」というテーマでフレイルの全体像をお話していただきました。元石先生の優しい言い回しと何とも言えないここちよいリズム感。聞き入ってしまいました。

第２部の司会は岡原　聡 先生（学術局生涯学習部部長/大阪急性期・総合医療センター）です。流石の講師紹介でした。森先生めちゃ照れてましたよ(;^ω^)

第２部講師は森　麻衣子 先生。「フレイルのアプローチ～入院施設の立場から～」という内容でお話いただきました。⼊院施設では、「薬剤・運動・栄養・⽣活環境」の把握など、医師や看護師、管理栄養⼠やMSWと連携を図りながらの介入ということで、まさに『総力戦』という印象でした！

フレイル対策として、毎日40分の運動が推奨されているようです。継続した運動！！それが中々難しいんですよね（自分も含めてです）💦自主トレも含めセラピストの腕の見せ所です。

また、入院前ADL・フレイルの把握はどうされているか？というご意見がありました。地域での情報共有、そしていかに地域でフレイルにならないようなかかわりができるかも重要と感じました。

第３部の司会は元石光裕 先生㊨（学術局局長/大阪府立大阪南視覚支援学校）です。

西田先生との質疑応答のシーンですね。よい雰囲気が伝わってきます。

第３部の講師は西田憲司 先生（こんどう整形外科クリニック）。

最初に「フレイル」は高齢者だけでしょうか？小児期からのアプローチも必要では？というケースも含めたお話があり、ハッとさせられました。今後はこの視点も頭に入れていきたいと思います。また、フレイル予防には運動だけでなく人（地域）との関わりが重要！と生活期で従事するものとしては非常に学びのある内容となりました。西田先生、ありがとうございました。