New阪和記念病院のご紹介【後編】その①作業療法士編
更新日:2023年2月24日
前回の「New阪和記念病院のご紹介」をお読みいただきありがとうございました^^
ありがたいことに、当区士会のブログをご覧いただいた先生方がSNSで紹介してくださったり、RTしてくださっているようです。本当にありがとうございます🙇⋱
そしてSNSやメール等を通じて嬉しいコメントをいただいておりますのでご紹介させていただきますね
・うちの卒業生を紹介していただいてありがとうございます!
・活動の可視化は大事。細やかな活動が素晴らしいです!
・早速、就職案内に使わせていただきました!
・地域のつながりがさらに広がりそうですね!
・ブログで取り上げてくれるのを楽しみにしていました!等々
ありがとうございますm(__)m励みになります😭
3年前、当時の区士会長 熊崎先生に「広報部としてMLとホームページの運用、住吉区のネットワーク構築をしてほしい、やり方は任せる、自由にやって、あかんかったら止めるから笑」と言われたのがスタートです。
最初の目標が住吉区の理学療法士さんが道ですれ違った時に顔が分かって会釈ができること^^ 顔見知りになったらそれだけでスムースに行くこともあるよね~と、たったそれだけでした。
ネットワーク構築が短期間に簡単にできるものとは思っていません。小さな輪が少しずつじわじわ~じわじわ~と時間をかけて大きな輪になっていったらいいなと思っています🥰
その為にまずは「顔の見える関係づくり」「活動の可視化」。今後も無理のない範囲で頑張っていきたいと思います。是非、ご協力の程よろしくお願いいたします。
さてさて、話が飛んでしまいました。
後編は阪和記念病院リハビリテーション室のご紹介です!
ところで、リハスタッフ多そう・・何人いてはるんですか?って疑問に思いますよね・・スタッフ数ですが以下のようになります。
医師:1名
理学療法士(PT):29名
作業療法士(OT):17名
言語聴覚士(ST): 8名
クラーク:1名
合計:56名 大所帯ですね😳
さて、リハビリテーション室には新しく導入されたもの、以前からあるもの含めリハビリテーション機器がたくさんあります。その中から7つ(理学療法3、作業療法4)の機器に関して実演を交え教えていただきました。
結構ボリュームがありましたので【後編】は
その①:作業療法士編
その②:理学療法士編 に分けました。
今回はその①:作業療法士編になります
以下をご紹介いただきました
・3Dプリンター
・上肢活動量計
・ADOC(エードック)
・上肢用ロボット型運動訓練装置 ReoGo®-J
紹介していただいたのは
リハビリテーション部 作業療法士
主任 花田 恵介 先生です
さて、花田先生が持ってるこれ何だと思います??
「ころがらーず」調理を補助してくれる器具のようです!
もし仮に片手しか使えなかったとしても、リンゴやオレンジをここに置くことで、転がら~ず包丁で切ることができますね^^
こちらの文献になります。凄い量の自助具が紹介されています。見ているだけで楽しくなりますよ!!ところで『3Dプリンター』って聞いたことありますか??
テレビではたまに紹介されてますね。ただ、身近にあるか?と言われるとそうでもないような・・
先程の「ころがらーず」こうやって作られているんですね!!設計図をネットや先程の文献から「データ」で引っ張ってこれるようです。凄い時代です。現在は既製品が多いようですが、今後は患者さんに合わせたものも創っていきたいということでした。
この爪切り(自助具)も3Dプリンターで作製されました!
もし指の力や握力がなかったとしても掌や肘の下あたりを使って軽く押すだけで爪を切ることができますね!
今まで自助具は作業療法士さんがお手製で作られているイメージでしたが、この3Dプリンターの登場で、今後はどうなっていくのでしょうね^^?
次はこれです‼️『活動量計』といいます。
活動量計って何?という方はこちら(オムロンさんホームページ)
これを患者さんの両手に腕時計のようにつけて一日過ごしていただくようです。
そしてその活動量データはパソコンで管理されています。
健常の方は同じ時間帯に同じ位左右の手を使っているというデータがあるようですね(青:左手、赤:右手)
ところが、少しどちらか片方の手が使いづらい状態にあると、、
このように明らかな差がでるようですね。このグラフでいくと「青の左手」があまり活動していないということになります。この結果も踏まえて、リハビリプログラムの立案やADL指導などをされていかれるのでしょう!
作業療法ではこのようなアプリも一つの手段として使用されているようです。
『ADOC』(エードック)。 ホームページはこちら
目標とする作業を決める際に、患者さんと作業療法士さんとのコミュニケーションを促すためのiPadアプリのようです!
リハビリ目標を決める時に、イラストを選びながら話し合うことで、患者さんは「これやりたい」等、ご自身の意見や気持ちを作業療法士さんに伝えやすくなりますね。
患者さんと作業療法士さんが決めた目標や訓練プログラムをご本人はもちろん、家族様や他職種にも共有できるようです。
リハビリテーションもこうやってどんどんとデジタル化へ進んでいくのでしょうね。
さて、花田先生からバトンタッチです。
上肢用ロボット型運動訓練装置 ReoGo®-J
コンピューター技術とロボット工学を応用した上肢用ロボット型運動訓練装置です。脳卒中等の患者さんの麻痺側上肢の関節の癒着・拘縮の予防、および関節可動域を改善することで、患者さんのADL(日常生活動作)・QOL(生活の質)の向上を図れます。
セラピスト:與田 夏菜恵 先生
患者さん役:奥田 眞矢 先生
ありがとうございました!!
ということで、作業療法士編はこれにて終了。なにぶん、初めてみるものばかりで説明が上手にできていないと思います。お許しください😭写真と動画でイメージしていただければと思います!
最後は花田先生と一緒に活動量計をつけてパシャリ📷。
初めてお会いさせていただいたのですが、「顔の見える関係づくり」等、広報部の主旨をご理解いただき、ものすごく丁寧な対応をしていただきました。花田先生ご多忙のところありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。
では、次回は最終章~理学療法士編~です。ぜひ、次回もお読みくださいねm(__)m
事務局 広報部
林 信介
(医療法人きらら会)
Comments